牛刀は洋包丁で最もよく使われる包丁で、肉や野菜はもちろん、魚を卸したり、刺身を引くなど幅広く使うことができます万能包丁です。
210mmは主にご家庭向けのサイズで、240〜270mmは業務・本職向けのサイズです。
270mmより上のサイズは牛ロース肉の切り分けや野菜包丁として使われています。
■ メーカー注意事項 ■ <防錆> 鋼製品は錆びます。
1. おろしたての1ヶ月はスポンジ又は、柔らかいものにクレンザー等をつけてみがきあげて頂ければ、鏡のように美しくなり、さびにくくなります。
2. ご利用後はよく洗浄のうえ湯を通し、乾いたふきんでよくふきとって下さい。
<刃付け> 1. 砥石は荒砥、中砥、仕上砥と3本ご用意下さい。
2. ご利用の砥石は必ず面直(つらなおし)をして下さい。
3. 荒とぎ、中とぎはトクソを流さず利用してとげば早くかえりが付きます。
かえりが付けば、それ以上は無駄とぎです。
4. 庖刀と砥石の長辺は60°位で交差させる。
5. とぎたい部分に手をそえてできるだけ刃に近いところを押さえてといで下さい。
6. 新しい庖刀やハガネのよくでている庖刀は、いつもより多めに裏側をといで下さい。
<注意> 1. 薄くとぎすぎますと、刃こぼれの原因となるばかりではく、甘く感じられ切れ味が悪くなります。
2. 冷凍物を良く解凍せずに切りますと大きくかける原因となります。
3. 出刃庖刀で骨を切るとき、アゴの部分の刃をあてがい左手で押し切ってください。
けっしてたたかないで下さい。
4. エビ、カニは洋出刃をご使用下さい。
5. おろしたての庖刀は刃元が薄いので気を付けてご使用下さい。
6. 付け鋼の庖刀は、バイメタルの原理と加工硬化の原理で鋼の方に曲がりますが、不良品ではありません。
販売元で矯正してください。
7. 登録正本製品は使いやすいようにマチの所が5mm程あけてあります。
無理にいれますと水牛カツラが割れます。
8. 用途にあった庖刀をご利用下さい。
9.庖刀に添付している取扱説明書を御使用前に必ずお読み下さい。
江戸時代末期、「初代・松沢巳之助」創業。
初代が命がけで築き上げた、「庖刀の技術・製品管理」を、以後六代に渡り研鑽を積み重ね、 現在、他の追随を許さない高品質の庖刀のご提供をしております。
「正本」の最高級レベルの庖刀を、是非ともご堪能ください。
■ 五感で作り味わう料理 ■ 庖刀の冴えは、料理の美しさを生み出すだけでなく、味そのものに深く影響します。
ハイパーモリブデン鋼は、カーボン含有量1.0以上のモリブデンバナジウム鋼で、 高硬度・耐摩耗性にすぐれ、するどい切れ味を持続します。
ハンドル材にはジュラコン樹脂を採用し、耐摩耗性、自己潤滑性、クリープ性、耐疲労性、 剛性に優れ、さらに抗菌剤配合で衛生面でも優れています。
正本総本店の包丁は、アメリカの料理雑誌でも最高評価を受けています。
COOK'S ILLUSTRATED マガジン(ボストン・コモンプレス社 2009/12発行)で正本総本店の包丁(MASAMOTO ハイパーモリブデン鋼 牛刀210mm)は、カッティング・デザインともに3つ星の最高評価でNo.1になりました。
● お手入れについて ● 特殊鋼以外の、日本鋼の包丁は、サビは出ますので手入れ良くお使いください。
おろしたての一ヶ月はスポンジ又は、柔らかいものにクレンザー等をつけて磨きあげて頂ければ、 鏡のように美しくなり、さびにくくなります。
ご使用後はよく洗浄の上、湯を通し、必ず水気を乾いたふきんでよく拭き取って下さい。
骨や冷凍品などへは、刃欠けの原因となりますので、ご使用はお控え下さい。
「鞘」、「名入れ」は別途有料で承っております。
お気軽にご相談下さい。