柿喰ふ子規の俳句作法 [ 坪内稔典 ]

坪内稔典 岩波書店カキ クウ シキ ノ ハイク サクホウ ツボウチ,トシノリ 発行年月:2005年09月 ページ数:280p サイズ:単行本 ISBN:9784000224543 坪内稔典(ツボウチトシノリ) 1944年愛媛県生まれ。

俳人、佛教大学文学部教授、「船団の会」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 子規とネンテン(元気が出る子規/甘納豆の俳句/六月の柿と結婚うふふふふ/草花命、パチンコ命)/やりたい放題!(句会で広がる/やりたい放題! ほか)/鼻血ブーの俳句塾(愚陀仏庵の五十日/俳句でご挨拶 ほか)/文学はやうやく佳境(子規の生涯/定型の力 ほか) 「柿くへば」の句に秘められた子規の俳句作法とは?鼻血を流しながらも仲間と句会を続け、墨汁一滴に託して病床で随筆書きに励んだ子規。

病気という不運を、病気を楽しむという思考に転じて、生活においても創作活動においても貫徹した「楽しむ」人生の作法。

子規に魅せられた俳人ネンテンが、その魅力を軽妙に解き明かします。

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